2023年1月17日からTBS系「火曜ドラマ」枠で放送中の北川悦吏子の脚本によるテレビドラマ
キャスト
浅葱空豆:広瀬すず
海野音:永瀬廉(King & Prince)
雪平響子:夏木マリ
雪平爽介:川上洋平([Alexandros])
丹沢千春:伊原六花
丹沢博:酒向芳
磯部真紀子:松本若菜
アリエル:内田理央
マンボウ:増田貴久
久遠徹:遠藤憲一
葉月心:黒羽麻璃央
柾:小久保寿人
香織:田中真琴
浅葱塔子:松雪泰子
菅野セイラ:田辺桃子
矢野翔太:櫻井海音
七海:横田真悠
浅葱たまえ:茅島成美
スタッフ
脚本:北川悦吏子
音楽:眞鍋昭大
主題歌:ヨルシカ「アルジャーノン」(Polydor Records)
エンディング曲:King & Prince「Life goes on」(Johnnys’Universe)
演出:金井紘(storyboard)、山内大典(共同テレビ)、淵上正人(共同テレビ)
エンディングディレクター:池田大
エンディングプロデューサー:山下裕太
エンディング振付:Oguri(s**t kingz)
音楽監修:山﨑吉史
劇中制作曲:松室政哉
コーディネート協力:川口祐子
劇中衣装デザイン:藤本大輔
ファッション監修:宮井雅史
音楽コーディネーター:溝口大悟、笹原綾
ピアノ監修:野上剛
DTM監修:石山惠之亮
演奏監修:大川修治
絵画指導:三好大和
方言指導:岡林愛、山下由奈
台本デザイン:竹内高
プロデューサー:植田博樹、関川友理、橋本芙美(共同テレビ)、久松大地(共同テレビ)
編成:三浦萌
制作協力:共同テレビジョン
製作著作:TBS
あらすじ
浅葱空豆(広瀬すず)は、九州の片田舎でのびのびと育った、素敵な笑顔を持つ野生児みたいな女の子。
海野音(永瀬廉)は大学卒業後、親の反対を押し切って就職せずに音楽の道を選んだ。フリーターをしながら、パソコンで楽曲を制作する。普段は珈琲店でアルバイトをする、冴えない平凡な男の子だ。
空豆は、幼馴染みの婚約者を追って上京した先で、音と運命的で衝撃的な出逢いを果たす。
それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だった。
運命的で衝撃的な出逢いを果たした空豆と音。それっきり、もう一生会うことはないと思っていた2人だったが、不思議な運命の巡り合わせから、空豆と音は雪平響子(夏木マリ)の家で共同生活をおくることに。
空豆は港区女子を目指し婚活パーティーに参加する。
音は楽曲の作成に勤しみつつ、一目惚れされた女に電話する。
ひとつ屋根の下、共同生活を送る空豆と音。それぞれの恋を見つけていく2人。
空豆は響子の息子・爽介(川上洋平)にプロポーズする。
爽介は承諾するも、爽介にはニューヨークに彼女を残していたことが発覚する。
音は一目惚れしたといって近づいた女性は詐欺師だと分かり、落ち込む。
結婚の夢が潰れた空豆は長崎に帰ろうとするが音が引き留める。
空豆は、東京で祖母のためのエレベーターのため300万円稼ぐ決意をする。
蕎麦屋でバイトをしていと、ショーウィンドウで心が沸き立つウェディングドレスと出会い、ファッションに興味を持つ。
音は、空豆と暮らしてから新たに作曲した曲で、ついにメジャーデビューが決まる。
空豆はファッション画を描きだす。
響子は友人のデザイナー・久遠徹(遠藤憲一)に空豆の採用を頼む。
世界のトップデザイナーで、空豆の母・塔子(松雪泰子)が日本からパリに戻る。
自分の中にある微妙で複雑な感情を言い出せないまま、ひとつ屋根の下、家族のように暮らす空豆と音。
空豆は響子とともに、ファッションブランド「アンダーソニア」を手掛けるデザイナー・久遠に会いに行く。
音は一緒にユニットを組む歌姫をイソベマキ(松本若菜)と探す。
「アンダーソニア」のパタンナー・葉月心(黒羽麻璃央)は空豆の採用を推す。
お互いの夢に向かって歩む中で、空豆と音の2人の距離が少しずつ変わっていく。
空豆はデザイナー見習いとして久遠のもとで全てをデザインに打ち込む日々を過ごし、音は一緒にユニットを組む新たな歌姫・セイラ(田辺桃子)と出会う。
空豆は葉月とセイラのミュージックビデオに使う衣装のデザインをする。
音の楽曲はユーチューブでヒットし注目を浴びる。
そんな中、空豆はデビュー間近の音が遠くに行ってしまう気がしてくる。
コレクションを実現し夢に向かいさらなる飛躍を遂げる空豆。
音はついにテレビ出演し、響子の下宿から引っ越す。
「アンダーソニア」では久遠が空豆のデザインを盗用する。
空豆に訪れた過酷な試練。
全てを失った空豆。
母からパリのコレクションの誘いを受ける。
行き詰った久遠のアンダーソニアでは、葉月が代わりのデザイナーとして空豆を推す。
音は、空豆に伝えたい本当の気持ちを伝えることができない。
空豆は、音がセイラを抱きしめているのを偶然見てしまいその場を去る。
音は空豆と葉月が付き合い始めたと勘違いしていた。
とっくに恋に落ちているのに、すれ違い続ける空豆と音に、本当の別れがやってくる。
デザイナーとしての夢のために、空豆は塔子と一緒にパリへと旅立つ日が近づいていた。
運命的な出会いから、忘れられない日々を一緒に過ごした音は空豆が乗った飛行機を見上げる。
3年後、パリで挫折した空豆は九州の実家に戻る。
音とセイラは紅白初出場が決まる。
音は九州のコンサート後、近くに住む空豆に会いたいとメールする。
音はあの日、言えなかった言葉を空豆に伝える。
歩道橋の上で二人は抱き合い、何度もキスをする。
(引用:ネット空間)
感想
・2人の出会い方が現代的で新しい。Bluetoothのイヤフォンの取り違うことにより、同じ曲を聴いていたことに気づく運命的な出会い。さすが北川悦吏子なオープニングです。
・空豆と音のメッセージの取り消し合い。 今回の北川脚本は恋愛要素が少ないですが、LINEの取り消しって何が書いてあったのか気になりますし、現代的恋愛描写ですね。
・最初の頃は空豆の方言にかなり違和感を感じた。公園の水に飛び込んだり、かなり無理やり個性的なキャラであることを主張したかったように感じる。物語が進むにつれてキャラクターへの感情移入もしやすくなり、違和感は薄れていった。この点は時間的にドラマの方が有利だと思う。
・「年齢は記号」という響子のセリフは秀逸。
視聴方法
TVer