映画

『暗殺教室』シリーズのあらすじ・感想〜ジャにのちゃんねるの二宮和也・山田涼介共演作

公開日:2015年3月21日(第1作)、2016年3月25日(卒業編)

キャスト

殺せんせー(ころせんせー):二宮和也

潮田 渚(しおた なぎさ):山田涼介

赤羽 業(あかばね カルマ):菅田将暉

茅野 カエデ (かやの カエデ) / 雪村 あかり(ゆきむら あかり):山本舞香

寺坂 竜馬(てらさか りょうま):菅原健

村松 拓哉(むらまつ たくや):髙尾勇次

吉田 大成(よしだ たいせい):長谷川ティティ

狭間 綺羅々(はざま きらら):大熊杏実

堀部 糸成(ほりべ イトナ):加藤清史郎

岡野 ひなた(おかの ひなた):高橋紗妃

奥田 愛美(おくだ まなみ):上原実矩

片岡 メグ(かたおか メグ):宮原華音

神崎 有希子(かんざき ゆきこ):優希美青

倉橋 陽菜乃(くらはし ひなの):志村玲那

中村 莉桜(なかむら りお):竹富聖花

速水 凛香(はやみ りんか):田中日南乃

原 寿美鈴(はら すみれ):金子海音

スタッフ

原作:松井優征『暗殺教室』

監督:羽住英一郎

脚本:金沢達也

音楽:佐藤直紀

製作:石原隆、渡辺直樹、藤島ジュリー景子、市川南、加太孝明

プロデューサー:上原寿一、森井輝、片山怜子・古屋厚(卒業編)

アソシエイトプロデューサー:小川英洋(第1作)

ラインプロデューサー:古屋厚(第1作)、道上巧矢(卒業編)

撮影:江崎朋生

照明:三善章誉

録音:柳屋文彦

美術:棈木陽次

装飾:小山大次郎

編集:松尾浩

VFXスーパーバイザー:オダイッセイ

VFXプロデューサー:赤羽智史、西村敬喜(卒業編)

テクニカル・スーパーバイザー:岡野正広(第1作)

特殊造型:梅沢壮一

音響効果:柴崎憲治

選曲:藤村義孝

スクリプター:田村寿美

助監督:長野晋也

制作担当:道上巧矢(第1作)、星雅晴(卒業編)

配給:東宝

制作プロダクション:ROBOT

製作:映画「暗殺教室」製作委員会(フジテレビジョン、集英社、ジェイ・ストーム、東宝、ROBOT)

あらすじ

第1作

ある日、この世界から月が消滅した。月を壊した犯人はまるでタコのような姿をした化け物で、人間とはまるで違う、まさしく怪物といった能力を備えていた。そしてその化け物は、何と月の次は地球を破壊するという。彼が今すぐに地球を破壊しない条件として提示したのは、椚ヶ丘中学校E組の教師を自分が勤める事だった。彼は1年間E組の教師を務め、その1年後に地球を破壊するというのだった。

最もその化け物の近くにいることになるE組の生徒達に、政府は化け物暗殺の極秘任務を言い渡す。その化け物を殺せば、彼らに100億円の報酬を支払うというのだ。生徒達は突如言い渡された任務に戸惑いを隠せずにいた。しかし生徒達に拒否権はないまま、教師を暗殺するための「暗殺教室」が幕を開いたのだった。

しかし、E組の面々は自分に自信のない生徒ばかり。彼らは通称エンドのE組と言われ、進学校である椚ヶ丘中学校で授業についていけなくなった、または何らかの問題を起こした生徒ばかりが集まっていたのだ。

しかし、そんな生徒達に対してその化け物は1人の先生として真摯に向き合っていく。一人一人の生徒の悩みを把握し、そしてさり気なく彼らが自信を持てるようにサポートしていくのだ。生徒達は次第にそんな化け物に心を開くようになり、いつしかその化け物は親しみを込め、「殺せんせー」と呼ばれるようになったのだ。

しかし、暗殺業務の方も忘れてはいけない。彼らが殺せんせーを殺さなければ、1年後に地球は破壊されるのである。生徒達は隙あるごとに殺せんせーの命を狙うが、正真正銘化け物級の力を持つ殺せんせーには当然だが全く歯が立たない。

元々戦闘能力も高い烏間惟臣というエリートが政府から送られてきていたが、その他にも次々と殺し屋がE組へと送られてくる。色仕掛けでターゲットを翻弄する殺し屋、イリーナ・イェラビッチや固定砲台でありながら自信で思考するプログラムを与えられたリツちゃんなど。プロの戦闘家、殺し屋のサポートを受けながら生徒達は自らの暗殺技術に磨きをかけていく。

そして、当初はバラバラであったE組は、この暗殺の日々の中で仲間と協力する事の大切さを学ぶ。生徒のそれぞれが特技を持っており、その特技を各自が活かせば殺せんせーを追い詰めることができるのではないかと考えたのだ。

そしてE組が一丸となり、練りこまれた作戦のもと殺せんせーに暗殺を仕掛ける。いつもは冷や汗一つかかずに攻撃を避ける殺せんせーであるが、今回の彼らの攻撃には流石に押されることとなった。殺せんせーは、完全防御形態という奥の手を使い何とか生徒達の攻撃を防ぎきったのだ。

しかし、100億もの懸賞金を賭けられた殺せんせーを狙う人物は生徒達だけではなかった。突如E組に、イトナという人物が現れたのだ。彼は殺せんせーと同じ触手を持っており、何と自分は殺せんせーの兄弟であると名乗ったのだ。完全防御形態に入っている殺せんせーは、全く身動きが取れない状態。そんな殺せんせーを狙い、イトナが攻撃を仕掛けてくる。そんなイトナと殺せんせーの間に立ちはだかったのは、潮田渚と赤羽業だった。

殺せんせーと同様の力を持つイトナに苦戦を強いられる2人だったが、クラスの中でもずば抜けて暗殺の素質に恵まれている2人は何とかイトナと渡り合う。そして、これまでの暗殺の日々を活かし、見事イトナを下すのだった。

しかし、弱っている殺せんせーはそのまま政府へと連行されてしまう。この隙に、殺せんせーを殺してしまおうと考えたのだ。無敵と思われる殺せんせーにも唯一とも言える弱点があった。それはBB弾。BB弾を食らうと殺せんせーの身体は溶けてしまうのである。そして、BB弾が入った銃口を向けられ、殺せんせーはE組の事を想う。一方の生徒達も、殺せんせーの事を思いながら涙を流していた。今迄自分達にこれ程までに向き合ってくれた教師は、殺せんせー以外にいなかったのだ。

そしてBB弾の銃撃を受け、殺せんせーは消滅した、かのように見えた。しかし何と、殺せんせーが悲しむE組の後ろに立っていたのだ。そして暗殺教室の2学期が幕を開く。クラスメートに新たにイトナを加え、そして教壇にはもちろん殺せんせーが立っていたのだった。

(引用:MIHOシネマ

卒業編

「私が月を破壊した犯人です。来年の3月には地球も破壊する予定です」

ある日、椚ヶ丘(くぬぎがおか)中学校の落ちこぼれクラス「通称ENDのE組」の前に突如担任として謎のタコ型超生物が現れた。

防衛省は、E組の生徒に地球の破壊を予告した超生物の暗殺を依頼すると同時に、女殺し屋イリーナ・イエラビッチら数々の暗殺者を送り込む。

潮田渚ら3年E組の生徒は、「殺せんせー」と名付けられた奇妙な生物の暗殺を試みながら、共に学園生活を送るのであった。

そんな殺せんせーとの日々も、卒業まで残り半年となる。

殺せんせーは、生徒一人一人と進路希望について2者面談を行っていた。
それぞれが自分の強みを活かした夢を語る中、渚は「なりたいものが見つかっていない」という。
殺せんせーは、渚には暗殺の才能があると伝えた上で「その才能を活かすことができるのは暗殺だけではない」と助言をした。

そんなある日、殺せんせーは洗濯物を手伝うように茅野カエデに頼まれる。
「気づかなかったね。最期まで」
突然カエデの首から触手が生え、殺せんせーを襲った。

殺せんせーを的確に追い詰めていくカエデは、茅野カエデは本当の名前ではなく、自分は雪村あぐりの妹だと明かす。
殺せんせーを「人殺し」と呼び、その場を立ち去った彼女を見て、3年E組の生徒は過去のことを話すように殺せんせーに求めた。

すべてを話すのはE組生徒が全員揃ってからだと、殺せんせーはカエデの後を追う。

触手がカエデを侵食しており、このままではカエデの命が危ないという。
殺せんせーがわざと急所を突かせてカエデの隙を作り、渚はとっさにカエデにキスをし、カエデの暴走を止めることに成功した。

「かつての自分は“死神”と呼ばれた最強の暗殺者でした」

殺せんせーは自分の過去について話しはじめる。
「死神」と呼ばれた彼は、ある日国を超えた非公式の研究組織に捕えられ、天才科学者の柳沢誇太郎の人体実験に利用される。
「死神」の監視についたのが、柳沢の許嫁の雪村あぐりだった。

昼間は中学教師を務めているというあぐりの話に「死神」は興味を抱く。
二人はいつしか惹かれあっていた。

実験開始から一年後、「死神」のコントロールしきれないエネルギーを恐れた柳沢は、「死神」を処分しようとする。
柳沢の罠によって「死神」は暴走してしまう。
必死に「死神」を止めようとするあぐりを、彼の触手が貫いた。

死の間際「死神」の手の中であぐりは「貴方の時間をくれるなら、あの子たちを救って」とE組の生徒を託して息絶えるのであった。

殺せんせーの過去を聞いたE組の生徒は、殺せんせーの暗殺を試みながら、同時に救う手段を模索し始める。

そんな折、防衛省の最終作戦が始まる。

殺せんせーの願い通り、自分たちの手で殺せんせーを暗殺したいE組の生徒らは、烏間やイリーナの協力を得て防衛省の軍隊を突破し、殺せんせーの元に辿り着いた。

そこに自らに触手を埋め込んだ柳沢が殺せんせーの前に現れる。
柳沢はE組の生徒を殺し、殺せんせーに復讐をしようとしていた。

生徒を守るために瀕死に追いつめられる殺せんせー。
怒りを爆発させて柳沢を撃退した殺せんせーだったが、殺せんせーをかばったカエデを蘇生するために全ての力を使い果たしてしまう。

瀕死の殺せんせーは、最期の課題としてとどめを刺すようにE組の生徒に命じるのであった。

慟哭しながらナイフを突き刺そうとする渚を、殺せんせーは「落ち着いて笑顔で」と諭す。

「卒業、おめでとう」

渚に心臓を貫かれた殺せんせーは、無数に光の玉になって消えていった。

「殺せんせー、僕もやっとなりたいものが見つかったよ」

卒業後、教師となった渚が赴任した先は不良ばかりの荒れた高校。

「殺すぞ」と息まく不良をいとも簡単に締め上げて渚は微笑んだ。

「殺せるといいですね。卒業までに」

(引用:MIHOシネマ

感想

視聴方法

第1作

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卒業編

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