映画

『クローバー』のあらすじ・感想〜大倉忠義出演の少女漫画原作ラブストーリー

公開日:2014年11月1日

キャスト

鈴木沙耶 – 武井咲

柘植暁 – 大倉忠義

樋野ハルキ – 永山絢斗(少年時代:板垣瑞生)

筒井栞 – 夏菜

筒井義道 – 上地雄輔

谷上一葉 – 木南晴夏

松沢里李香 – 水沢エレナ

松下課長 – 西村雅彦

如月桜子 – 光浦靖子

合田光成 – 村上健志(フルーツポンチ)

柏原るみ – 今野杏南

上田かおる – 内藤理沙

田崎 – 鈴木拓(ドランクドラゴン)

占い師 – 柴田理恵

小松社長 – 宍戸開

スタッフ

原作 – 稚野鳥子「クローバー」

監督 – 古澤健

脚本 – 浅野妙子

撮影 – 小宮山充

編集 – 李英美

美術 – 黒瀧きみえ

照明 – 保坂温

録音 – 小原善哉

音楽 – 山下康介

主題歌 – 関ジャニ∞「CloveR」(INFINITY RECORDS)

挿入歌 – JUJU「Some Day My Prince Will Come(いつか王子様が)」「When You Wish upon a Star(星に願いを)」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)

劇中アニメキャラクター制作 – 泉川マクフライ

アクションコーディネーター – 齋藤慶典

カースタント – アクティブ21

企画プロデュース – 平野隆

企画協力 – 田代秀樹

企画 – 森川真行

プロデュース – 幾野明子、辻本珠子、渡邊義行

配給 – 東宝

制作プロダクション – ファインエンターテイメント

製作 – 「クローバー」製作委員会(TBSテレビ、東宝、電通、WOWOW、ファインエンターテイメント、CBCテレビ、オスカープロモーション、ジェイ・ストーム、毎日放送、TCエンタテインメント、北海道放送、RKB毎日放送)

あらすじ

沙耶は中学生の時、同級生のハルキと付き合っていましたが、ハルキの父親が海外勤務となり、別れたくなくて駆け落ちしましたが、すぐに補導されました。その時ハルキに「いつかクローバーを持って迎えに行く」と言われた沙耶は、そのことを忘れられずにいます。そのハルキは今では人気俳優になっていました。鈴木沙耶はホテルのイベント企画部で働いています。上司の柘植はエリート社員で、女子社員の憧れの的ですが、ミスの多い沙耶は怒られてばかりです。

ある日沙耶は柘植に呼び出され「付き合わないか」と言われます。柘植が希望する海外勤務は妻帯者が有利なため、打たれ強い沙耶が適任だと言うのです。沙耶は一度は答えを保留しますが、ハルキを忘れられない沙耶に「僕と恋のリハビリをしよう」と柘植が言い、沙耶は付き合うことにします。沙耶の仕事を柘植が裏でフォローしていたことが分かったり、柘植の元カノが有名なニュースキャスターだったことなどを聞いて、沙耶はだんだん穏やかではいられなくなります。

社員旅行で柘植が他の女子社員に無理やりキスされているのを見て、沙耶は思わず湖に落ち、柘植に助けてもらい、キスされます。その後も柘植はクールなままで沙耶をやきもきさせますが、夜桜デートの後、2人は一夜をともにします。2人の交際は順調と思われましたが、柘植がパリのホテルの立ち上げのため、海外勤務をなります。さらに柘植を気に入った、社長の妹の栞も一緒にパリへ行きます。沙耶はハルキと良い友達となり、いろんなことを相談し合う仲になっていましたが、ある日雑誌にスクープされてしまいます。

そのスクープを見た柘植と沙耶の仲はこじれます。栞は柘植と結婚するために、睡眠薬入りの紅茶を飲ませ、栞と一緒にベッドで眠っている写真を撮り、沙耶に見せられたくなければ、自分と婚約するように迫られます。ホテルで栞と柘植の婚約パーティーが開かれることになり、準備中に沙耶は四葉のクローバーを見つけます。一方、柘植は栞に結婚できないと告げます。柘植は社員みんなが見ている前で沙耶にプロポーズします。その場で柘植と沙耶の婚約パーティーに変更され、皆が祝福するのでした。

(引用:映画ウォッチ

感想

主人公は沙耶。超目標は柘植との恋が成就すること。最初はドSな上司の柘植をむしろ嫌っていたが、柘植に告白されてだんだんと好きになっていった。

柘植との恋愛成就の枷となっているのは柘植を気に入っている栞と、昔一緒に駆け落ちしたこともあるハルキ。そして柘植の仕事。

最終的に沙耶と柘植は結婚することになるが、沙耶は特に何も行動していない。なるようになって結局四葉のクローバーのおかげなのか、幸運にも好きな人と結婚している。

この映画のオープニングは占いをうける沙耶のシーンから始まるが、ここからして他力本願な主人公のキャラクターが現れていると言うことか。

もう少し沙耶が自ら自己の人生を切り開く場面があれば、より感情移入できただろうと思う。

それにしてもごくごく平凡な沙耶が仕事のめちゃできるエリートサラリーマンと人気俳優に取り合われるのは違和感しかない。顔面が武井咲だから許されるのだろうか。

視聴方法

・U-NEXT

・Hulu

・Netflix

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